市民まつり直前!リーダーとサブリーダーにインタビュー★

いよいよ市川ウインド2年ぶりのイベント「オンラインいちかわ市民まつり」開催まであとわずかとなりました。
今回のブログでは「いちかわ市民まつり直前版」として、イベントのリーダーとサブリーダーに市民まつりと市川ウインドへの熱い気持ちを存分に語っていただきまました!

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広報:まずは自己紹介お願いします。
柳澤:今回のイベントのリーダーを務めます、柳澤です。Tuba(チューバ)という低音で大きな金管楽器を担当しています。
カナコ:サブリーダーのカナコです。柔らかく温もりのある音色が特徴のクラリネットを担当しています。
広報:今回お二人にインタビューを打診した際、「リーダーらしいこと全然できてませんが…」と謙遜されてましたが、この一か月余りお二人には選曲や練習計画などたくさん引っ張っていただいてます!市川ウインドの団員歴も長いお二人ですが、この機会にぜひ、今回のイベントやコロナ禍を経ての現在の市川ウインドに対する想いをうかがえたらと思っています。よろしくお願いします!

広報:コロナ禍となり、予定していた演奏会も次々延期や中止になってしまいましたね。ようやく「オンラインいちかわ市民まつり」で演奏機会をいただくことができました。久しぶりのイベント参加になりますが、いかがですか?
柳澤:2019年12月に行徳のホールで開催された定期演奏会以来、久しぶりの本番の機会を得ることができたことを非常に楽しみにしています。また、今回は無観客ですが、カメラの向こう側で見てらっしゃる方が多くいると思うと、ワクワクしています。
広報:演奏すること自体も楽しみですが、聞いてくださるかたがいると思うと、緊張もするけど楽しみも広がりますよね!カナコさんはいかがですか?
カナコ:前回の演奏会から約2年!その後コロナ禍となり練習もできない時もあったり、限られた人数で練習していましたが、イベントが決まって徐々に練習に参加する人も増えてきました。
それだけで練習も楽しいですし、またみんなで演奏できるイベントがとても楽しみです。

広報:確かにイベントが決まってから、練習にも活気や集中力が戻ってきました。演奏する曲もみんながよく知っている曲ということもあり、練習自体がとても楽しい時間に感じます。

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広報:ところで今回市民まつりで演奏する曲目は、どのような経緯で選曲したのですか?
柳澤:本番出演を知ったのが9月でアンケートを取るなどの時間がないと思い、サブリーダーとコンマスとファミレスで話し合って決めたと思います。
広報:どんな話し合いを?
カナコ:コロナ禍になって少人数で細々とアンサンブル練習してきたのでその中から選んだり、お子さんからお年寄りまでみなさんに喜んでいただける曲を!など、候補曲を絞り込みました。
柳澤:1曲は迷って出演者の投票で決めましたが、僅差でしたね。
広報:試奏をするうちにどちらの曲にも良さがあって愛着がわいてしまい、どちらに投票するか苦慮しました(笑)。

広報:久しぶりのイベント。選曲一つとっても楽しさあり、ワクワクありだと思いますが、リーダー・サブリーダーには、ほかのメンバーにはない苦労などもあるのではないですか?
柳澤:今回は諸事情でリーダーを引き受けることになりました。演奏企画に深く関わったことがなく、不安になりながら進めていますが、周囲のアドバイス等でいつも助けられています。
広報:演奏だけでなく選曲や練習内容の決定など、とても大変ですよね。不安になる気持ちもわかります。カナコさんはどうでしょう?
カナコ:サブリーダーをお引き受けしたので、今回のイベントは楽しみやワクワクだけでは本番まで辿り着けないんですよね(笑)
思ったより本番までの日数、練習時間が少ないので気持ちばかり焦ってしまいます。

広報:パートの割り振りや衣装のことまで、こちらが疑問に思う前にどんどん提案してくださるので、本当にありがたく思ってます!
カナコ:次へ次へと本番に向けて進めてくださっているリーダーのご負担、ご苦労は多いと思います。
柳澤:いえいえ、サブリーダーのご負担、ご苦労も多いと思います(^-^;
カナコ:とんでもない、私ほんとにボーっといるだけで(笑)申し訳ないくらいです(>_<)

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広報:コロナ禍ではイベント自体がなくなったり、緊急事態宣言中などでは市川ウインドも活動を休止したり、再開後もなかなかメンバーが集まれず思うように楽器を吹けない期間がありました。お二人はその間どんな風に音楽を続けていたのでしょうか?
カナコ:自宅の洗面所にこもってとにかく小さい音で練習してました。思いっきり吹きたい時はスタジオを借りて練習したりもしました。
広報:洗面所にこもって…。切ない(泣)。メンバーの中には「クローゼットにこもって吹いてます!」という人もいましたね。音が出る趣味というのはこういう時にツライですよね。
カナコ:ですので毎週楽器が吹ける場所があり、みんなと練習できるって本当に有難いなと感じています。
広報:柳澤さんはどうでしたか?楽器の躯体も大きいので、練習場所の確保も難しそうですが。
柳澤:練習がない時は、楽器店のスタジオを借りて個人練習していました。幸い楽譜の会社がYoutubeに音源を出しているところが多く、それを聴きながら自分のパートを吹いて合わせる練習を続けました。
広報:柳澤さんが時折SNSに投稿する演奏動画、いつも楽しみに拝見してました。一人だと単調になりがちな低音パートの練習で、YouTubeを活用する方法は同じ低音楽器を担当する私からしたら目からウロコでした!

広報:ほかのメンバーも、難しい状況の中でも「できることを少しずつでも!」という思いを持ち、自身の音楽活動や楽団への思いを繋いできた結果が今回のイベント出演に結び付いたように思いますが。
柳澤:2020年3月から7月までと、その後も緊急事態宣言などで練習できない時期がありました。現在も夜は20時までしか公民館が使えないなど、練習時間に限りがあります。コロナ前は人が集まり、指揮者ありで合奏できましたが、今の時期は指揮者を呼ぶほど人が集まらず、アンサンブル形式の練習が続いています。ただ、皆さんの音楽が好きだという思いは以前と変わっていないと思います。
市民まつり出演が決まってからは、出演できない団員も含めて練習に参加する人数が増えてきて嬉しく思います。

広報:すべてが元通り、とはまだまだいきませんが、とにかく続けていくことが大切に思いますね。
カナコ:いつも隣にいた、一緒に演奏してた人がいなかったり(泣)、コロナ禍でも新規入団してくださる方いたり(嬉)、参加する人数、人は変わりましたが、良くも悪くも市川ウインドのサウンドは変わらないなぁと!市川ウインドらしさはそのままに演奏向上、前進していけたらいいですね。
広報:そうですね。市民まつりではこの「市川ウインドらしいサウンド」に乗せて、お客様に何を伝えたいですか?
カナコ:音楽は決して不要不急じゃない!
悲しみも寂しさも、嬉しさも楽しさも全て共有できるのが音楽です。前向きに吹奏楽を楽しみたいです!
コロナ禍になって、この状況でも演奏したいと集まった団員と共に、今回はオンラインですが聴いていただける皆さんと一緒に楽しみたいと思います。

柳澤:「音楽はみんなで一緒にやった方が楽しいんだぞ!!」
私がここ何ヶ月かよく使うフレーズです。
「鬼滅の刃」で我妻善逸という金髪で黄色い羽織の少年が、「ごはんはみんなで一緒に食べた方が美味しいんだぞ!!」と言うシーンがあり、これを気に入ってて、私なりに当てはめて使っています。
音楽は演奏するだけでなく、聴いてくださったり、裏方で作り上げている方々も含めみんなで一緒に楽しみたいという思いがあります。

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広報:お二人の市川ウインドと音楽に対する熱い気持ちをうかがうことができ、益々「オンラインいちかわ市民まつり」での演奏が楽しみになりました。リーダーとサブリーダーを中心に、本番まで残りわずかな期間ではありますが、市川ウインドらしいサウンドに磨きをかけたいと思います!今回のブログをご覧になり、少しでも市川ウインドに興味を持ってくださったかたは、ぜひ当日の演奏の生配信をご視聴ください。11月3日、「オンライン市民まつり」でお会いしましょう!
特設WEBサイト→https://www.ichikawa-shiminmatsuri.net/